鈴木佑 著
この本、最高でした。
私たちの体調不良の原因…それは…
この時代のせいであった。というのです。
人類が誕生し、体のしくみというのは大きく変化は
していませんが、狩猟採集民族であった時代と、
この現代を比較すると私たち人間を取り巻く環境が、
かなり大きく変化しました。
その変化に体が追い付いていないということです。
現代の多くの人が悩んでいる、
肥満、糖尿病、うつ病、慢性疲労などをここでは、
”文明病”と呼びます。
この文明病を解決するために病院に行き、薬をもらい、
治療することが一般的ですがなかなか治りませんよね。
では、どうすれば良いのか?
それは狩猟採集民族時代の生活に近づけることです。
狩猟採集民族の時代、食料は命がけで動物を狩り、家族や仲間と
分け合って食べる。そして寝る。また朝が来れば狩りに出る。
すべての生活が自然の中で行われ、
食べること、寝ることに全力で生きていたのです。
今は、どうでしょう?
食べ物は、食べたい時に食べれる。
職場、オフィスビルの中で仕事に追われ、なかなか眠れない日々。
友人関係や、職場関係に悩みストレスを溜める日々。
そうやって、便利になる一方で現代特有のストレスというものが
かなり増えていきました。
このストレスが体の中の炎症をじわじわと増やし、
文明病となっていくのです。
この“炎症”がすべての原因だったのです。
炎症を抑え、最高の体調にするためにはどうすれば良いか?
それは腸と自然とストレス発散です。
これは、次回また詳しく解説していこうと思います。
みなさんもご自身の体調を見直すきっかけとなれば良いですね。